【恋愛】女性が「父親と似た人を好きになる」驚きの理由【心理】
何故だろう?お父さん似の人を好きになる不思議
これはツイッターでのつぶやきの一部です
やっぱりどこに行っても目の保養ってのはいるもんでして(笑) 最近の傾向として、お兄ちゃんみたいな人に加えてお父さんに似てる人も範囲内に入ってる感じがする(笑)
やっぱり女の子って自分のお父さんに似てる人を好きになるのかな。男の子って自分のお母さんに似てる人を好きになるのかな。
なんでパパに似てる人と付き合ってしまったんやろ。 だからってそれが嫌な訳じゃないけど、なんだか負けた気になる。 すきだばか
父親に似てる人を好きになるっていうのすごく納得する。面白いなあ。
不思議な一致を見せる理想像
『お父さんの好きな所』
1位:家族思いなところ
2位:優しいところ
3位:仕事ができるところ
4位:雰囲気
5位:笑った顔
『彼氏・パートナー・ご主人や好きなタイプの男性とご自分のお父さんが似ていると思う所は?』
1位:優しいところ
2位:家族重いなところ
3位:雰囲気
4位:仕事ができるところ
5位:性格
彼や好きなタイプの男性とお父さんが似ていると思うところはどこですか?”という質問でも、上位4位は同じだった
彼や結婚相手との関係は、一緒に居て落ち着くかどうかや、安心できるかどうか
彼を選ぶ基準で自然に父親を思い浮かべる心理
子どもは「異性の親」からテンプレートを作り、その知覚される図式(=容姿)が似ているパートナーを捜し求めるという「刷り込み」の説が唱えられています
女性にとって父親は初めて接する男性ですから、父親を通して男性に対するイメージを固めます。
生活の中の何気ない場面で“彼と父親との共通点”を発見することが多い
自分が親のことをどう思っていようとも、自分の家族というのは一番慣れや安心感を感じるので、無意識のうちにそういった人に惹かれることが多い
でも父親との関係が良くなかった女性については、これに当てはまらなかったそうです
「父親に似た異性と結婚しやすい」というのは、「自分にも近いところのある異性を選んでいる」ということ
過去をやり直したいという気持ち
親にほったらかしにされるなどして愛情を注がれず、決して幸せとは言えない幼少期を過ごした人は、自分の親に似た人と付き合ったり結婚したりすることで過去に戻り、その人との関係で過去の問題を解決しようとするそうです
父親と似た人を好きになるメリット
人生で保護下にあったワケですから似たタイプであれば安心できる
自然と家族になっていける心地よさがある
悪い意味ではなく、父親に似ている部分に関しては、諦めがつく気がする
彼がお酒好きで片づけが下手なところなど、父もそうなので仕方ないなと感じ、男性はそんなものかもと妙に納得してしまうらしい
母に夫のことを相談できる。父に似ているのでよいアドバイスがもらえそう
彼が父親(≒自分)に似ていることで彼に親近感を持てたり、彼と父親が仲良くなる可能性が高い
父親と似たダメ男ばかり好きになる原因は「家庭内ストックホルム症候群」?
父親とよく似たダメ男を好きになってしまう原因として、“家庭内ストックホルム症候群”がある
スウェーデンの首都ストックホルムで起きた人質立てこもり事件が由来
この事件では、なぜか人質が犯人に協力的な態度をとったり、事件後に犯人の一人と結婚したりしたそうです。その原因として命の危険にさらされた人質が、犯人に好意を示すことで生き残る可能性を高めようと無意識に判断したからだと考えられているようです
このタイプの女性は、「父親と同じ欠点をもつ男性に惹かれてしまう」という恐ろしい習性がある
たとえば、 父親から殴られて育った女性は、「女性を殴らずにはおれない弱さ」をもっている男性を無意識に探し出し、魅力を感じてしまうの。殴られる前から「こいつは将来自分を殴るだろう」ということを予測したりする。そして、実際に殴られても、「バカにしないでよ!」と屈辱には思わず、「私を殴るほど、私を愛している人」と解釈して、彼のことがよりいっそう好きになったりする。DSSの女性は殴られることをヘンだと思わない。むしろ殴られることで、心の絆を感じたり、「女性を殴るほど彼は弱い人だから、私がケアしてあげなきゃ!」と使命感に燃え、そういう弱い男性を見捨てることが「罪」だと思ってしまう
ダメな父親は嫌いだけど、実家で生き残るためには父親を好きにならないといけない、かわいそうな父親をケアしないといけない、という事情から発生した「自分だまし」が原因
つまり、自己防衛本能により、相手のことが好きだという錯覚を起こすのです
1. 小さい頃は父親と仲が良かったが、思春期以降、父親のことが嫌いになった。
2. 両親の夫婦仲はあまりよくない。
3. 母親が父親のことを馬鹿にしている。もしくは悪口を言う。
3つ項目全て「Yes」という女性は、“家庭内ストックホルム症候群”にかかっており、父親とよく似たダメ男ばかり選んでいる可能性があります
家庭内ストックホルム症候群を治療するには、まず当事者が親やパートナーと共依存状態に陥っていることを自覚しなければなりません。次に、原因となった相手から距離を置き、自らの育ってきた環境や現在の状況を客観的に判断して刷り込まれた感情から少しづつ抜け出せるようにしてゆきます。時間のかかる治療方法ですが、DSSを克服する事は可能のようです